第九十二号議案
塩沢江戸川荘の
指定管理者の指定について
第九十三号議案
江戸川区民センターの
指定管理者の指定について
第九十四号議案 江戸川区
総合体育館の
指定管理者の指定について
第九十五号議案 江戸川区
スポーツセンターの
指定管理者の指定について
第九十六号議案 江戸川区
スポーツランドの
指定管理者の指定について
第九十七号議案 江戸川区
プールガーデンの
指定管理者の指定について
第九十八号議案
江戸川区立ホテルシーサイド江戸川の
指定管理者の指定について
第九十九号議案 江戸川区
陸上競技場、江戸川区球場、江戸川区
臨海球技場第一及び江戸川区
臨海球技場第二の
指定管理者の指定について
第百号議案 江戸川区
そよ風松島荘の
指定管理者の指定について
第百一号議案
江戸川区営本一色町第二
アパート、
江戸川区営江戸川中央一丁目第二
アパート及び
江戸川区営中葛西四丁目
アパートの
指定管理者の指定について
散 会
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午後一時開会
○議長(
渡部正明 君) ただいまから平成十七年第四回江戸川区
議会定例会を開会いたします。
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○議長(
渡部正明 君) これより本日の会議を開きます。
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○議長(
渡部正明 君) 招集者のあいさつを許します。
多田区長。
〔区長 多田正見君登壇〕
◎区長(多田正見 君) 平成十七年第四回区
議会定例会の開会にあたり、ご挨拶を申し上げます。
本年を振り返りますと、様々な
地域課題に取り組む
区民活動がますます盛んになり、地域の連帯と絆が一層深まった年でありました。
安全・
安心まちづくり運動や
防災活動のほか、共育プラザや、すくすくスクール、中学二年生全員の職場体験を通じての
健全育成等、区と区民の協働で生み出す新たな地域力の進展を肌で感じ、あらためて区民の情熱を頼もしく思うのであります。
さて、来る平成十八年度は、二十三区にとって、
都区制度改革での、主に財政面における積み残し課題に決着をつけ、新たな出発点となる、特別な意味を持つ年であります。
その確かな実現のために、都区間で懸案となっている主要課題や
清掃事業について、関係者との精力的な協議を重ねてまいりましたが、期限が差し迫ったこの時期に至っても、依然として双方の主張は平行線のままであります。
特に主要な論点は、いわゆる
大都市事務について、都区の役割分担に沿った財源の配分を決めることにあります。
協議が進展しないのは、都側の頑なな姿勢にあると言えますが、来年度以降の予算に切実な影響を与えかねない事態となっており、残り少ない時間の中で、二十三区の総力を挙げて解決への努力を続けていかなければなりません。とりわけ、
財政調整交付金への依存割合の高い本区としては、強い決意をもって、今後の交渉に臨んでまいりたいと思います。
また、
地方自治体に大きな影響を与える国全体の
構造改革の動きも、見過ごすことが出来ません。
いわゆる
三位一体改革は、平成十八年度までに移譲すべき税源三兆円に相当する
補助金削減のうち、残る六千三百億円が未だに確定しておりません。本年七月、地方六団体からの
具体的提案にもかかわらず、各省庁の動きは依然として鈍く、その検討内容も、自治体の裁量度を高めることより、
補助金削減の目標数値を達成すればよいという姿勢であります。
中でも、
厚生労働省は、地方が強く反対してきた、
生活保護費や
児童扶養手当の補助率の削減にこだわり続けております。
改革は、
地方分権を出来る限り拡充し、地方の主体性によって、行政が営まれるものだとしながら、今回、国の示している方針は、単なる
補助金削減としか理解し得ないものであります。
さらに、
社会保障制度改革としては、
高齢社会を支える新たな
医療制度のあり方を目指した、
厚生労働省の
改革試案が示されましたが、
高齢者医療制度の保険者を区市町村と想定する等、その内容は、
地方自治体の財政を一層締め付けるものとなっているのであります。
一方、将来に向けた新たな
自治制度のあり方につきまして、来年早々にも、国の
地方制度調査会における答申が出される予定であります。この中では、都道府県に代わる道州制の導入や、新たな
大都市制度の
あり方等、今後の
地方自治の方向に大きな変革を迫る内容が含まれており、都や区にとっても、真摯に論じ合うことが必要になってまいります。
区長会自らも、平成十五年十月に、特別区
制度調査会を設置し、特別区の今後のあり方について
調査研究を進めてまいりましたが、この十月末に、「東京における新たな
自治制度を目指して」という、答申を受けたところであります。報告書には、平成十二年の
都区制度改革を一歩進めた、
基礎的自治体の将来を示唆する方向が示されており、二十三区は、この答申を重く受け止め、議論を重ねていかなければなりません。
また、都においても、先月、「
東京自治制度懇談会」が設置され、早くも今月中には新たな自治論を発表するとしております。
このように今、国・地方を挙げて、
地方制度に関する検討が進められておりますが、しっかりとした理念を持って二十三区の進むべき道を見極めていくことが重要であります。
これら
地方制度改革の流れは、必然的に、
都区制度の
あり方そのものに踏み込むものであります。お互いの将来を左右する新たな
自治制度のあり方について、じっくりと検討していくためにも、こじれた都区の課題に一刻も早く決着をつけ、都区強調してこの問題にあたらなければなりません。
さて、今年一年も、大きな
自然災害が世界中で頻発いたしました。特に、
米国ニューオリンズに上陸したハリケーン「カトリーナ」による水害は、同様の立地条件にある本区にとって、大変大きな教訓となったのであります。
河川と海に囲まれた本区は、水害を克服するためにこそ、
都市基盤整備に心血に注いでまいりました。葛西沖の開発や
スーパー堤防、
耐震護岸、
下水道整備等を通じて、水害のない安全で安心な
まちづくりを実現してきたのであります。
しかし、昨年来の、国内外における様々な
洪水災害を考えると、現状は必ずしも万全とは言えないのであります。
かつてない豪雨や高潮が実際のものとなったとき、本区に起こり得る被害が甚大であることは、多くの専門家からも指摘されているところであります。その意味で、決壊しにくい
スーパー堤防は、本区の将来に渡る安全を高めるために、ぜひとも必要な事業であり、今後とも、国や都に対して、積極的な推進を求めてまいりたいと思います。
また、震災に対する防災力の向上についてでありますが、本年、首都圏を襲った千葉県
北西部地震では、長時間にわたる交通機関の混乱やエレベーターの停止等、
都市機能に大きな影響をもたらしました。
いつ発生するかわからない震災は、震源の場所と震度等により、大きくその被害の様相が異なります。
そこで、各
防災機関が、様々な場面を想定した訓練を重ね、
災害対応システムが現実的に機能するように、日頃から検証し努力を続けていくと共に、
災害発生時には住民自らが、行動できる体制を作り上げておくことが何よりも重要であります。
すでに、地域によって様々な取り組みが行われておりますが、住民自らの手による
防災マップづくりは、いざというときに大きな威力を発揮するに違いありません。
併せて、震災の被害を少なくする決め手が、住宅の耐震化であります。
そこで、これまで本区が進めてきた、住宅の
耐震強度を診断する
コンサルタント派遣事業に加え、今回、住宅の改修方法やその費用を、具体的に提示するための
調査設計費の助成、低所得者の熟年者・障害者に対する工事費の助成等を新たに実施し、
住宅耐震化促進事業を拡充してまいります。
防災力は、地域の
力そのものであります。災害に強い
都市基盤整備、家族を守る一人ひとりの自助、そして地域における共助の意識を一層高め、さらに安全・安心な
まちづくりを目指してまいりたいと思います。
最後に、今回提案いたしました、
補正予算でありますが、老朽化した
松江図書館を、
図書館機能を併せもったコミュニティ施設して改築するための
設計委託料のほか、先に申し上げた、
住宅耐震化促進事業の拡大に伴う
助成費用、さらには
学校施設からの
アスベスト除去工事費用の
追加計上等、
一般会計の
補正予算額は八千二百万円余であります。
本定例会には、この
補正予算をはじめ、従来の
住宅等整備指導要綱を条例化した「江戸川区
住宅等整備事業における基準等に関する条例」の新設、
葛西健康サポートセンター開設に伴い、
葛西区民館に追加される
健康スタジオ等の使用料を定める
区民館条例の一部改正、
区民施設に関する十三の
指定管理者の指定等、議案二十五件をお諮りしております。それぞれご審議の上、ご決定いただきたいと存じます。
以上をもちまして、招集のご挨拶といたします。
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○議長(
渡部正明 君)
事務局長に諸般の報告をさせます。
〔高
ア事務局長報告〕
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●五総総送第二百九十六号
平成十七年十一月二十一日
江戸川区長 多 田 正 見
江戸川区
議会議長
渡 部 正 明 殿
江戸川区
議会定例会の招集について
別紙告示写のとおり、平成十七年第四回江戸川区
議会定例会を平成十七年十一月二十八日に招集したので通知します。
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●五総総送第二百九十六号
平成十七年十一月二十一日
江戸川区長 多 田 正 見
江戸川区
議会議長
渡 部 正 明 殿
議案の送付について
平成十七年十一月二十八日招集の平成十七年第四回江戸川区
議会定例会に提出する
左記議案を、別紙のとおり送付いたします。
記
〔 以 下 略 〕
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◎
事務局長(ア賢一 君) 説明員の出席については、区長、
教育委員会委員長、
代表監査委員、
選挙管理委員会委員長から、お手元に配付しました文書表のとおり通知がありましたので、御了承願います。
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△日程第一
会議録署名議員の指名
○議長(
渡部正明 君) 日程に入ります。
日程第一、
会議録署名議員の指名。
会議録署名議員は、江戸川区
議会会議規則第百二十一条の規定により、十四番、
藤沢久美子君、二十九番、倉内 眞君を指名します。
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△日程第二 会期の決定
○議長(
渡部正明 君) 日程第二、会期の決定。
お諮りします。
本定例会の会期は、本日から十二月八日までの十一日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡部正明 君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は十一日間と決定しました。
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△日程第三 議 案
○議長(
渡部正明 君) 日程第三、議案。
第七十七号から第百一号までの各議案を一括議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
〔高
ア事務局長朗読〕
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第七十七号議案 平成十七年度江戸川区
一般会計補正予算(第三号)
第七十八号議案 江戸川区
事務手数料条例の一部を改正する条例
第七十九号議案
江戸川区立区民館条例の一部を改正する条例
第八十号議案 江戸川区
ひとり親家庭医療費助成条例の一部を改正する条例
第八十一号議案
東京都市計画事業篠崎駅
西部土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例
第八十二号議案 江戸川区
住宅等整備事業における基準等に関する条例
第八十三号議案 江戸川区
地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
第八十四号議案 江戸川区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例